ご本尊は宗派で違うので気を付けましょう
様々な仏像が販売されていて、一般の方でも購入が容易になってきました。
しかし、仏像は普通の像とは違い、ちょっとした注意が必要です。
それは宗派によってご本尊が違うということなのです。
もちろん、どの宗派であってもどの仏さまを拝んでも悪くはないのですが、特にご仏壇にご本尊として祀るのであればその違いはおさえておく必要があります。
例えば、ほとんどの宗派では如来さまがご本尊なのですが、日蓮宗では日蓮上人がご本尊になります。
これは大きな違いです。
また、他の宗派においても如来さまの中でどなたをご本尊にするかが分かれているので注意が必要です。
大きくは、真言宗は大日如来、禅宗は釈迦如来をご本尊とし、その他の宗派は阿弥陀さまがご本尊になっています。
ただ、この阿弥陀さまの中でも、舟立阿弥陀、西立阿弥陀、東立阿弥陀など細かいところが違っていますので、間違いやすい部分となります。
仏像は仏性を込めたものですので、購入にあたっては慎重に選びたいですね。